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LINEとYahoo連携しないとどうなる?デメリットやメリットは?

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10月4日からLINEアプリを開くとYahooアカウントと連携するよう催促されるようになりました。

連携に関するお知らせは順次対応とのことで、まだお知らせが来てない方もこれから連携のお知らせが届くでしょう。

連携するとデメリットがあるのか、連携しなくてもいいのか気になるところですよね。

 

今回の記事では

LINEとYahoo連携しないとどうなる?

LINEとYahooの連携したときのメリット・デメリット

なぜLINEとYahooは連携したのか

LINE連携のやり方

の4つをまとめました。

LINEとYahoo連携しないとどうなる? 

LINEとYahooのIDの連携はしなくても問題ありません。

連携することでLINEやヤフーのサービスをより快適に使うことができるようになるでしょう。

しかし、新しいプライバシーポリシーには同意しないとLINEアプリが使えなくなります。

LINEに大きく「ヤフーIDと連携してください」という画面が表示されるとID連携は絶対しなければならないかと思われるかもしれませんが、それはありません。

また、連携はいつでも解除することができますので、使いたくない場合は解除をするのも一つの手です。

そもそもヤフーアカウントを持っていない人の場合は連携することができませんよね。

ID連携とは?

ヤフーアカウントとLINEのアカウントを紐づけ、同一人物がつかっているアカウントであるとLINEヤフー株式会社に報告することです。

紐づけすることで、あなたに適切な情報が届くなどのメリットがあります。

実際、公式サイトでもヤフーIDとLINEを紐づけなくてもそれぞれのサービスが利用できると記載があります。

しかし、今後はYahooIDとLINEIDといった区別がなくなり、ヤフーアカウントでLINEを使う、などはありえるかもしれません。

なぜなら2021年度の戦略方針説明会にて、「将来はLINEIDとヤフーID、(PayPalも?)を一つにしたい」といったような発言があったからです。

引用:LINEとヤフーの経営統合について

安心してほしいのはIDを連携したからといってあなたの情報がまったく新しい場所に行くということではありません。

そもそもLINE株式会社とYahoo株式会社は、Zホールディングス(以下ZHD)という会社の子会社だという共通点があるからです。

ちなみにZHD(Zホールディングス)は、「ソフトバンク」を親会社とする企業で、Yahoo!やLINEのほかに出前館やPayPay、アスクルなどの多くの子会社を有する大企業です。

ID連携することで自分の情報を知らないうちに取得されて別のことに使われたり、個人情報の流出などセキュリティ面の心配…

とくにLINEは普段から使う人が多いので、メッセージの内容や写真などの情報がどう使われるのか不安な方も多いですよね。

 

しかし、安心してください。ヤフー公式サイトにはこのような記載があります。

 

「Q3 LINEアプリのトーク内容がヤフーのアカウントと紐づけられますか

ユーザーの皆さまが友だちとやり取りされるLINEアプリのトーク内容は、LINEヤフープライバシーポリシーに同意いただいたとしても、ヤフーのアカウントと紐づけてヤフーのサービスに利用されることはありません。」

公式サイト

 

つまり、ヤフーIDとLINEを連携してもトーク内容などのプライベート情報が利用されることはありません。

とはいえ、Yahoo株式会社は過去にユーザー情報の扱いについて行政指導が入っていることや、LINE会社は韓国のIT企業が設立に関わっていることは知っておいた方が良いでしょう。

 

参考:ヤフー株式会社に対する行政指導(総務省)https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000203.html

ただ、現在はどちらの会社もセキュリティ対策を強化しているため、あまり心配しすぎる必要はないのではないかと考えられます。

 

連携に同意しなかった場合、「連携をしてください」とポップアップが表示される可能性がありますので注意です。

 

ヤフーのIDとLINEを連携する必要はありませんが、プライバシーポリシーに関しては同意をしないとサービスが使えないようになります。(2023年度11月予定)

そのため、今後もLINEやヤフーメールを使う方は、プライバシーポリシーの同意を行っておきましょう。

Q10 LINEやLINEグループ・ヤフーのサービスの継続利用にプライバシーポリシーへの同意は必須でしょうか

10月中は同意を留保いただくことが可能ですが、同年11月以降は順次サービスの利用に当たりLINEヤフープライバシーポリシーへの同意が必要となる予定です。同意いただけない場合、同意いただけるまでの間はLINEアプリ、Yahoo!メールなどの継続利用ができなくなります。それに伴い、たとえばLINEアプリ上で提供されているLINEグループのサービスも一部、継続利用ができなくなりますのでご留意ください。

https://guide.line.me/privacy-policy_update/2023/ja/(LINE)

https://about.yahoo.co.jp/topics/20230901a.html(Yahoo)

 

プライバシーポリシーには、

広告最適化のための情報を得たいこと

マーケティングなどのために個人がわからないような形で解析データを使用する場合があること

などが書かれています。

LINEとYahooの連携デメリットは? 

4以上の無料デメリット&利点画像 – Pixabay

セキュリティ面の不安

・メールが増える可能性

・LINEやヤフーを目的別で使い分けていた場合、情報が混ざる可能性

・ヤフーIDの使用が停止になったときの対応が不明

というデメリットがあります。

 

①セキュリティ面の不安

やはり、セキュリティ面の不安はつきものです。

いままで別々に保存されていたあなたの情報が一つにまとまることで情報漏洩の際のリスクが大きくなってしまいます。

自分のLINEやヤフーを使用した際の情報が今後どのように使われるか不安な方もいるでしょう。

 


また、ヤフーと連携してからLINEに不正ログインされたという声も上がっています。

 

ただ、普段と違う端末からLINEにログインしようとしたときは必ず通知がくるようになっていますので実際不正アクセスされたという声はありませんでした。

 

不正アクセスを防ぐためにも、この機会にLINEのセキュリティ設定を見直しておきましょう。

・パスワードを変更する

・二段階認証にする

・他端末からのログインもオフ(使うときだけON)

・パスワードでログインをオフ

これらの設定は、LINEの設定→アカウントより設定できます。

②メールが増える可能性

連携をきっかけに、勝手にお得な情報が送られてくる可能性があります。

多くの場合は、メール配信設定で対応可能ですのであまりメールを受診したくない方は見直しをおすすめします。

 

LINEやヤフーをプライベートとビジネスなど目的別で使い分けていた場合、混ざる可能性

ヤフーとラインを使い分けていた人にとってはデメリットかもしれません。

 

このような場合は新しいヤフーIDを作って連携したほうが良さそうです。

しかし、今後YahooIDとLINEIDが一体化する可能性があるので連携せずに様子見がおすすめです。

④ヤフーIDの使用が停止になったときの対応が不明

ヤフーはヤフーニュースやヤフーオークション、ヤフーメールなど様々なサービスを展開しています。

その際、何か不審な動きがあった際にはヤフーアカウントの使用を停止しています。

セキュリティや不正利用の点では仕方がないことですが、今後ヤフーアカウントの停止と共にLINEまで利用停止となった場合非常に困りますよね。

ヤフーIDの使用が停止になったときライン側にどう影響があるかは現時点では不明です。

LINEとYahooの連携メリットは?

予想されるメリットはこちらです。

・あなたに最適な情報提供

・LINE限定スタンプのダウンロードやアルバムに動画や写真をオリジナル画質のまま保存・共有できる(2023年10月予定)

・買い物がオトクに!楽になる!

・災害時最適な情報を素早く配信する

・引っ越しを楽にする

・友達との割り勘が楽になる

ポイント1 LINE限定スタンプのダウンロードやアルバムに動画や写真をオリジナル画質のまま保存・共有できる

ヤフーにはヤフープレミアムという有料会員プランがありますが、LINEには有料会員プランがありませんでした。

今回の統合によってヤフープレミアムからLYPプレミアムと変わり、LINE・ヤフーサービス各種・PayPayをより快適に、よりオトクに使えるようになります。

特にLINEの画質UPは嬉しいですね。

LINEで写真や映像を送ると画質が下がり、旅行などの感動を共有できなかったのでとてもうれしいです。

わざわざエアドロップやニアバイシェアをせずともオリジナル画質のキレイな写真を相手に送ることができるようになるでしょう。

 

ポイント2 買い物がオトクに!楽になる!

あなたが訪れた店舗や利用しようとしているネットショッピングのクーポンやオトク情報をLINEで受け取れるようになります。

さらにPayPayでお買い物することでポイントが溜まり、LINEのスタンプや大事な人へのプレゼントをオトクに買うことができる・・・なんて使い方もできそうです。

また、PayPayとLINEを統合するとライン上でワリカンが完結し、かなり楽になるでしょう。

PayPayつかってる?と聞く必要がなくなるからです。

他にも、お買い物をするときにラインメッセージでサポートすることが出来るという声もありました。

 

イント3 暮らしをサポート

引っ越しの手続きが楽になったり、災害時の情報収集が楽になったら嬉しいと思いませんか?

LINEは日々の生活と密接につながっているサービスだからこそ、ヤフーの情報提供力と結びつくことで最強のツールになります。

既に、コロナワクチンの際にLINEを使ってワクチン接種の予約をしたことがある方もいるでしょう。

今回の合併によって、行政や災害時、さらには健康などへの新たなアプローチも期待されています。

 

今なら、Yahoo!アカウントとLINEのアカウントを連携すると対象者にYahoo!ショッピングで使える1000円割引券を配布しているようです。

ヤフーショッピングで、欲しかったあの商品が1000円で買えるかもしれませんよ!

 

ただ、1000円分商品券の付与対象条件のひとつに「1年以内にYahooショッピングやPayPayモールでお買い物をしていない人」という項目があるので注意が必要です。

また、ラインとヤフーを提携するとLineが送れなくなるというバグがあるようですが、携帯の再起動またはLINEの再起動で治るようです。

 

 LINEとYahoo連携の仕方は?

ラインを開いたときに、ラインとヤフーの連携をしますか?というポップアップが出るので、ハイをおす。

ヤフー側からも設定できます。また、連携解除もこちらからできます。

 

YahooアカウントをLINEアカウントと連携する際に必要な条件がいくつかあります。

Yahoo! JAPANのログイン方法が以下いずれかである

1)SMS認証

2)ワンタイムパスワードを「SMS」で受け取る

※1)か2)のいずれかを設定していて「メール認証」を設定していない

 

つまり、「パスワードでログイン」「メール認証」だとLINEと連携できないので注意が必要です。

連携後もパスワードでログインに変更すると勝手に連携解除されることも覚えておきましょう。(セキュリティ重視のようです)

LINEとYahooは連携したのはなぜ?

ZHDの業績回復とアマゾンや楽天を超える経済圏を作る狙いがあるようです。

今回のアカウント連携はLINEとYahoo、ZHDが経営統合したことに由来するものです。

今後、LINEの運営は2023年10月1日より業務を開始した新会社、LINE ヤフー株式会社が行っていくことになります。

前述したとおり、今までYahoo!やLINEは同じ会社ZHDの子会社という立ち位置でした。

それにもかかわらず、LINEニュースとYahoo!ニュース、LINE占いとYahoo!占いなど同じようなサービスを展開していました。

そのため今回の統合により、似たサービス同士をまとめてわかりやすく、ユーザーにつかいやすいものへ変えようという流れになったようです。

またPayPayとのつながりも強化(将来的にLINEPayとPayPayを一本化)し、物流・医療機関・行政・金融機関とも提携を強化する予定です。

わたしたちとLINEヤフー会社は日常の様々な点で接点を持つことになりそうですね。

最終的には「日常に定着したコミュニケーション(LINE)×生活に必要な情報提供やショッピング(Yahoo)×キャッシュレス(PayPay)」という新たなアプローチで世の中のちょっとした不便を便利に変えることをめざしています。

 

今回の統合で、LINEヤフー会社が抱える顧客はのべ3億超えと国内最大規模の顧客を抱えることになります。

今後、どのようなサービスが展開され、日本が変わっていくのか非常に楽しみですね!

LINEとYahoo連携しないとどうなる?デメリットやメリットは?まとめ

今回の記事内容のまとめはこちらです。

・LINEとYahooアカウントを連携しなくてもサービスは使える

・プライバシーポリシーは同意しないと両者のサービスがつかえなくなる

・アカウントを連携することでセキュリティ面などの不安は残るが、日常の様々な場面で今より快適に、もっと便利に過ごすサービスを受けることができる(予定)

今後LINEヤフー株式会社がどのようなサービスを打ち出してくるのか注目したいところです!