沙羅双樹と夏椿は同じものなのでしょうか?
違いが気になりますよね。
日本名や意味・花言葉についてはどうなのでしょう?
今回は、沙羅双樹と夏椿違いや別名は?日本名や意味・花言葉についてまとめていきます。
\お花ギフトや宅配で全国の花を注文できる♪/
目次
沙羅双樹と夏椿違いは?
沙羅双樹と夏椿は、見た目が似ているのでよく混同されますが、実は全く違う植物です。
それぞれの特徴をみてみましょう!
沙羅双樹(さらそうじゅ)の特徴
沙羅双樹は、インド原産で仏教の世界ではとても大切な植物とされています。
以下に沙羅双樹の特徴をまとめました。
特徴 | 詳細 |
原産地 |
インド全土とヒマラヤ地方
|
仏教との関係 |
仏陀が悟りを開いたとされる木。仏教の世界でとても重要な存在
|
花の特徴 |
白色で繊細な花びら。
夜に咲き、朝にはすぐ散る。生命のはかなさを象徴 |
樹木の大きさ |
通常、高さは20メートル以上。広範囲に枝を広げる
|
利用 |
堅くて耐久性のある木材は家具や建築材料として、美しい花は観賞用や仏教の儀式で使われることもある
|
沙羅双樹に咲く白い花は、とても儚いとされていて、夜に咲き、朝には散ってしまうんですよ。
一夜だけの美しさは、人々に生命のはかなさを教えてくれます。
夏椿(なつつばき)の特徴
夏椿は日本原産の植物で、名前の通り夏に赤い花を咲かせます。
以下に夏椿(ナツツバキ)の特徴を表形式でまとめました。
特徴 | 詳細 |
原産地 |
日本全土に自生しています。
|
花の特徴 |
大きくて鮮やかな赤色の花を咲かせます。
通常は5つの花びらを持ち、中心には多数の雄しべがあります。 |
樹木の大きさ |
高さは通常10メートル程度で、大きなものでは20メートルにも達します。
|
葉の特徴 |
葉は厚みがあり、光沢があります。
葉は冬季に落葉せず常緑性です。 |
利用 |
観賞用として庭木や公園の植物として植えられます。
木材は家具や工芸品としても使用されます。 |
花びらは5枚で、中央にはたくさんの雄しべが見えます。
この雄しべは、太陽の光をたくさん浴びて元気に伸びていく様子が、夏の活力を感じさせてくれますね。
夏椿の苗木で自宅で楽しむこともできますよ☆
それぞれが違う場所から来て、違う時期に美しい花を咲かせる沙羅双樹と夏椿。
見た目は似ていますが、その生態や背景を知ると、それぞれの魅力がよくわかりますね。
沙羅双樹や夏椿の別名や日本名は?
沙羅双樹(さらそうじゅ)と夏椿(なつつばき)の別名や日本名について説明します。
- 沙羅双樹
沙羅双樹の日本名は「シャラノキ」または「夏椿(ナツツバキ)」と呼ばれています。シャラノキは、サンスクリットの「Shala tree」が起源で、仏教の教典などで使用されています。また、沙羅双樹という名前は、仏教の寓話に由来しています。
- 夏椿
夏椿の別名に「シャラノキ」があります。この名前は沙羅双樹と同じ植物を指すことが多いですが、地域によっては夏椿を指すこともあります。
これらの植物は、その美しさと神聖さから、多くの名前で呼ばれ、人々に愛されています。
沙羅双樹の意味は?
「沙羅双樹(さらそうじゅ)」という言葉は、仏教の寓話に由来しています。
「沙羅双樹」の意味は、「短い時間で咲き散る美しい花」や「生命の儚さ」などを象徴するものと解釈できます。
「沙羅」はサンスクリットで「ショーラ」(Shala)という木を指し、「双樹」は「二本の木」を意味します。
したがって、「沙羅双樹」は「二本のショーラの木」を指します。
この名前の由来は、釈迦が入滅(亡くなった)時に二本のショーラの木が彼を守るために咲き、その後すぐに花を散らしたという伝説に関連しています。
この伝説から、沙羅双樹の花は一夜にして咲き散るとされ、命のはかなさを象徴しています。
沙羅双樹と夏椿の花言葉は?
沙羅双樹(シャラノキ)と夏椿(ナツツバキ)の花言葉について説明します。
沙羅双樹(シャラノキ)の花言葉
沙羅双樹の花は一夜限りの咲き散る美しさを持ち、命のはかなさや転生・再生の象徴とされています。
その花言葉は以下のような意味を持ちます。
- 命の儚さ
- 無常
- 転生・再生
- 輪廻
夏椿(ナツツバキ)の花言葉
夏椿は鮮やかな赤色の花を咲かせる美しい植物です。
夏の訪れを告げる花として、また情熱や愛の象徴としても捉えられています。
夏椿の花言葉は以下のような意味を持ちます。
- 情熱
- 愛の告白
- 輝き
- 不屈の精神
これらの花言葉は、花の美しさや特徴にちなんで人々によって付けられた意味です。
沙羅双樹は儚さや命の移り変わりを象徴し、夏椿は情熱や愛に関連する意味を持っています。
花言葉はたくさんの意味を持っているのでとても楽しいですし、より花に愛着がわきますよね。
自分の好きな花言葉の意味を調べるのはとても楽しいです☆
沙羅双樹と夏椿の違いや別名は?日本名や意味・花言葉まとめ
沙羅双樹と夏椿の違いや別名、日本名、意味、花言葉を箇条書きでまとめます。
沙羅双樹は一夜限りの儚い花が特徴で、仏教との関係もあります。
夏椿は赤い花を咲かせ、夏の訪れや情熱を象徴します。
【沙羅双樹(シャラノキ)】
別名:沙羅、シャラノキ、夏椿
日本名:シャラノキ、夏椿(ナツツバキ)
意味:命の儚さ、転生・再生、輪廻
花言葉:命の儚さ、無常、転生・再生、輪廻
【夏椿(ナツツバキ)】
別名:シャラノキ
日本名:夏椿(ナツツバキ)
意味:情熱、愛の告白、輝き、不屈の精神
花言葉:情熱、愛の告白、輝き、不屈の精神
\お花ギフトや宅配で全国の花を注文できる♪/